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一括投資がいいか?分散投資がいいか?

一括で投資するか?分散で投資するか?どっちが得なのだろうか? 

一括で投資するか?分散で投資するか?どっちが得なのだろうか? 

結論から言うと、ケースバイケースでどちらもいいところもあれば、悪いところもあります。

一括投資のメリット・デメリット は?

一括投資とは、一度に投資商品を一括して購入することです。 

ズバリ、一括投資した金融商品の値段が上がれば利益が得られ値段が下がれば損失が出てしまいます。 

これがメリットとなるかデメリットとなるかは、相場や世界情勢によって立ち位置が変わってきます。 

右肩上がりの経済成長下では、一括投資した方が大きく利益を上げることができ、また多少の下落局面ではいずれ回復するため保有し続けるのがベターです。 

あとは手数料が1回で済むのもメリットですが、そんなに大きなメリットではないかもしれません。。。 

逆にこれがデメリットとなるのが、下落局面の時です。 

まず気になって仕方がない。。。人によるかと思いますが、振り回され精神的にキツクなるかもしれません。 

分散投資のメリット・デメリット は?

ここで、分散投資の「分散」とは 

  • 金融商品を購入するタイミングを分散する 
  • 購入する金融商品の種類を分散する
  • 投資対象とする地域を分散する 
  • 投資対象の通貨を分散する 

がありますが、ここでは一括投資との比較で「金融商品を購入するタイミングを分散する」、つまり分散して金融商品を購入する場合のメリットとデメリットを見ていきたいと思います。 

まず、1番のメリットとしては、時間の分散ができる点です。これが1番大きい! 

これは、ドル・コスト平均法といわれる投資方法です。 

【ドル・コスト平均法とは?】 

ドル・コスト平均法とは、定期的に一定金額で同一の商品を買い付けていく投資方法で、高い時に買い過ぎたり、安い時に買い損ねたりすることを避けることができる投資方法のことです。 

投資信託の場合、基準価額が高いときに購入口数が少なくなりますが、低い時には購入口数が多くなり、結果として平均買付金額を引き下げる効果が期待できます。 

つまり、相場の変動が大きい時に一括投資に比べ、リスクを分散させることができるのがいいですね。 

では、一括投資と分散投資のどちらがいいの?

実際の相場は複雑な上げ下げを繰り返すためプロでも予測困難です。 

今回のコロナショックで一番の底は3月27日当たりと言われていますが、ピタリと当れた人はそうそういないでしょう。 

また、歴史的に見ても、リーマンショックやITバブル崩壊、東日本大震災といった近年の大暴落も多くの投資家が予測できずに大きく資産を減らしてしまっています。 

そう考えると分散投資の方がいいのでは?

一方、一括投資は購入するタイミングが非常に大切になりますので、金融商品の値段が下がっている時に買うのがベストです。 

コロナショックより、一度大きく下落している場合、どの銘柄もバーゲンセールの状況ですので、多くの人が投資を始めているようです。 

この場合、更に下がるのか、これから上昇するのかによって一括投資か分散投資のどちらがいいか? 

正直悩ましい。。。なぜなら誰もこれから上昇するのか、下落するのかわからないからです。 

とすると、資金の半分を一括投資し、残り半分を分散投資するという運用方法がいいかもしれません。 

金融商品の値段が上がった場合は大きめのリターンが得られ、下がってしまった場合のダメージも軽減することができるからです。 

いずれにしても、過去最大の下落局面であることには変わりありません。経済サイクルは10年ごとに悪い局面が発生しています(リーマンショック、ITバブル崩壊など)。考え方によりますが、今は10年に一度のチャンスでもあります。 

一括投資の場合でも長い目で見れば経済が回復した時には、金融商品の価格は上昇している可能性が高いと考えられます。 

分散投資の場合は、時間に分散することで、こちらも長い目で見れば、金融商品の価格は上昇している可能性が高いと考えられます。 

※投資判断は自己責任でお願いします。

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