投資信託を選ぶとき、インデックスか?アクティブか?
どちらがいいか悩ましいところです。
インデックス投資のメリット
インデックス投資のメリットは、何と言っても手数料の安さです。
基本的にこれ以外はないのではと思えるくらい手数料の安さが大きなメリットです。
やはり、S&P500やTOPIXなど指数に連動した運用を目指しますので、手間がかからない分、手数料が安くなっているのが魅力的ですね。
よく、アクティブはインデックスに勝てないと言われたりしてますが、確かに一部のアクティブ投資信託はインデックスより成績が悪いのがあるのは事実です。
しかし、アクティブ投資信託とインデックス投資信託の取扱本数が全然違いますので、一概にインデックス投資信託の方が成績がいいとは言い切れない部分もありますので、
メリットにはならないかと思います。
インデックス投資は、iDeCoやつみたてNISAなどで採用されておりますので、初めて投資する方が購入するのには適していると思います。
アクティブ投資のメリット
では、アクティブ投資のメリットは何でしょうか?
それはリターンの大きさだと思います。
アクティブ投資は指数を上回る運用を目指しますので、その分リスクとリターンがどうしてもインデックス投資よりも大きくなります。
また、ベンチマークが大きく下落した場合は、その下落を制御してくれるメリットもあります。
ただし、
始めて投資する方が、いきなりアクティブ投資をする場合は、何を買ったらいいか悩みますので、IFAのアドバイスなどがない方にとっては、最初はインデックス投資から始められるのがいいかもしれません。
アクティブ投資はその種類が豊富なため、銘柄探しは非常に面白いです。
例えば、全世界のグロース(成長)銘柄を中心に投資する投資信託であったり、AIやスペース、ESGなど特定のテーマに沿った投資を行う投資信託であったりと、その商品を見ていくだけで楽しいものがあります。
アクティブ投資を選ぶ際の注意点は、大きく①過去の運用成績、②純資産総額の2つは最低押さえておく必要があります。
(アクティブ投資)過去の運用成績を押さえる!
投資信託の目論見書や月報などを見ますと、運用成績がわかります。
特に、この1年間はコロナ前の水準から、コロナで大きく下がった後、回復しコロナ前の水準以上に大きく上昇している銘柄がたくさんあります。
逆に、コロナ前の水準に届いていない銘柄は、あまり運用が上手くいっていない可能性があると考えられます。
(アクティブ投資)純資産総額を押さえる!
純資産総額もチェックしておき必要があります。
純資産総額が下落している状況は、何らかの要因で解約が続いていますので注意が必要です。
特に、繰り上げ償還といって早期に運用を終了する場合がありますので要注意です。ちなみに、繰り上げ償還が警戒される水準としては10億円が挙げられます。
純資産総額が10億円ない場合には、繰り上げ償還リスクがある事を念頭に置いておく必要があります。