債券ファンド
投資信託には株式ファンド以外にも債券ファンドがあります
日本債券ファンドであれば国内の債券を中心にポートフォリオを組み
海外債券ファンドであれば海外の債券を中心にポートフォリオを組み
株式に比べ価格変動リスクをヘッジするために債券ファンドを自身のポートフォリオに組み込むパターンがあるかと思います
債券ファンドをわざわざ買う必要あるのか?
債券ファンドを自ら選ぶ方は本当に少数派だと思います
大抵の人は証券マンや銀行から勧められて購入している方がほとんどかと思います
債券ファンドは投資信託ですので、信託報酬があるため証券マンや銀行は勧めているのですが、
果たして債券ファンドを購入する価値はあるのか?と思ってしまいます
債券自体は価格変動リスクを押さえ、クーポンや満期による回収を確実にするメリットがあるものです
社債や国債などの債券を直接購入することに価値があるものです
なぜなら、個別の債券を購入することにより、個別のクーポンがもらえたりするからです
これを債券ファンドにしてしまうと、クーポンはもらえず、価格変動リスクをそのまま被ってしまうリスクにさらされ、
何のためにヘッジしているのかわからないくなるからです
以前、株式ファンドと債券ファンドを保有していた時期がありましたが、
債券ファンドの値動きを見て、失望した経験があります
株式ファンドが下がっている時に、債券ファンドも下がってしまったからです
株式ファンドが大きく上昇している時は、債券ファンドはちょびちょびしか上昇しません
それなのに、株式ファンドが大きく下落している時も、債券ファンドも下落してしまって大きく失望したことがあります
それより、企業の社債や米国債などを直接購入した方がよほどマシです
証券マンや銀行は、社債や国債を売っていますが、あまり儲からないため、勧めている人を見たことがありません
しかし、購入する側から見たら、債券ファンドより社債や国債で分散投資した方がよっぽど理にかなっています
コロナ前に、
銀行より国内債券ファンドを勧められた方がいました
その方は絶対元本を割りたくない意向があったため、しつこく営業してくる銀行マンから渋々購入しました
銀行マンは顧客の意向通りに国内債券ファンドを勧めました
国内債券ファンドは当時は安全資産の代表格で、定期預金並みのちょびちょびしか増えもしないし減りもしなかったのですが、
アメリカと日本の金利差拡大により、なんと国内債券ファンドは大きなマイナスを抱えることになりました
こんなこともありますので、気をつけないといけません
※投資は自己判断でお願いします