相続税対策 税金

複数の会社を経営する場合の注意点

2つの事業がある場合、1つの会社内で2つの部門(部門Aと部門B)に分けるのか、それとも2つの会社(A会社とB会社)で分けるのか、2パターンあります。

それぞれ税金面等でメリット・デメリットがありますが、2つの会社に分けているケースでは、管理面において注意が必要です。

2つの会社に分けているケースでは、ほとんどが会社間の取引が発生しているかと思います(A会社からB会社へ売上など。この場合、A会社では売上が、B会社では仕入が発生することになります。)

この場合、A会社とB会社の損益計算書をそのまま見た場合、誤った意思決定をしてしまう可能性があることに注意が必要です。

先ほどの会社間の取引は「内部取引」といって、A会社とB会社のグループ全体でみると、つまりA会社とB会社を連結したと仮定してみると、会社間の取引(A会社の売上とB会社の仕入)は相殺されてしまうのです。

ですので、内部取引を相殺した「グループ全体」で見て、儲けはどうなのか?といった観点で見ることが大事になってきます。

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